仙台の外反母趾専門院が解説〜歩き方と靴底の減り方の関係〜
外反母趾や扁平足など足のトラブルは歩き方と深い関係があります。その歩き方の癖を確認するのに良い方法は靴底のすり減り方をみるという方法です。
ご自身の靴底を確認したことはありますか?
靴底の減り方はどうなっていますか?
普段はあまり見ることの少ない靴底ですが、極端に減り過ぎていたり左右の減り方がアンバランスの場合は足への負担が異なっているので気を付けた方が良いでしょう。足の一番底面になっている靴底がすり減った状態は地面と平行に接地はしないので足首や膝関節、腰の歪みを生じさせる大きな原因となります。同時に歩き方の癖を悪化させることにもなります。
以下の観点であなたの靴底、チェックしてみましょう。
■外側がかなり減っている

正しい歩き方では、かかとから地面に着地するのですが、外側だけががかなり減っている場合は「ガニ股」と呼ばれる【O脚】です。
O脚は膝が外側に向いている状態で、男性だけでなく女性の方でも0脚になります。原因としては、内側の筋肉が弱まり外側に引っ張られるため、歩く際に外側に重心が偏って外側で地面を蹴っている(擦っている)ためです。
この歩き方で癖をつけてしまうと、膝や腰に負担がかかりやすくなり、酷い方だと変形性膝関節症などになってしまう場合もあります。
■内側がかなり減っている
先程の【O脚】とは反対で、膝が内側に入っている状態の【X脚】・「内股」の方がなりやすいです。

歩き方もO脚とは異なり、内側に重心に偏ってしまい足首が内側に倒れてしまうため、地面に足がつく際に内側で着地し、蹴ったり擦って歩いている状態です。
またX脚の方は、O脚と反対に外側の筋肉が弱くなっているため外側の筋肉を鍛えると良いです。
なお、若い女性で内股で歩く姿を目にしますが、足首や膝にも良くないことと、10年後20年後など、未来の自分の身体に悪い変化がでてしまう恐れがあるためおススメしません。
■つま先がかなり減っている

つま先だけがかなり減っている方は、かかとの高い靴(ヒール)を履いていませんか?もしくは今まで履いていませんでしたか?
かかとの高い靴を履いていると、つま先に重心が行ってしまうため靴底はつま先の減り方が強く出てしまいます。
なお、かかとの高い靴を長期間履いて慣れてしまうと、アーチが崩れその足の形になってしまうため、かかとの低いスニーカーなどを履いても歩き方は変わらず、つま先だけを地面に着けて歩いてしまう癖が出てしまいます。
また、かかとの高い靴に慣れてしまうと膝を曲げた状態で歩いてしまうため、足だけでなく膝や腰を痛めたり猫背気味にもなってしまうので、ストレッチをしたりかかとの低い靴を履いて足を休ませてあげましょう。
冒頭にもお話しましたが、かかとが減っていても悪い事ではないですが、減り過ぎたり減っている箇所によって身体に負担がかかっている状態のため、定期的に靴底のチェックをしてみてください。
負担がかかってしまう部分は、靴からの負荷によりタコやウオノメも出来てしまうので気をつけましょう。
もちろん、靴底の減り方を改善するためには、靴の履き方や歩き方、インソール(中敷き)の見直しがとても重要になってきます。歩き方に癖があると外反母趾や扁平足など足のトラブルにもつながります。
「自分1人ではどうすれば良いのか分からない」
「自分の靴の状態を見てほしい」
「タコやウオノメが改善しない」
「インソールはどれを入れると良いの?」 etc・・・
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