下肢静脈瘤の原因と改善策~正しい歩き方・靴のサイズの重要性~

こんにちは!
スタッフの嶋宮です

今回は前回の「歩き方と靴底の減りかた1~O脚やガニ股~」で触れた「静脈瘤(じょうみゃくりゅう)」について、もう少し説明したいと思います

■静脈と静脈弁とは?
血管は動脈と静脈の2種類がありますが、身体に行き渡った血液が心臓に戻ってくるのが「静脈」です。
また静脈には「静脈弁」という、立っている時に血液が足の方に逆流するのを防ぐ弁があります。

■下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)とは?
上で説明した静脈弁が壊れると、血液が逆流してその下にある静脈に血液がたまってしまいます。
血液がたまった状況が続くと、徐々に静脈が太くなり、曲がりくねってコブ(瘤)のようにポコっと膨らんだ状態になります。
これが下肢静脈瘤です!

■静脈瘤になりやすい人は?
遺伝の場合もありますが、主に1ヶ所に立ち続ける仕事をしているかた、股関節がずれているかたに多くみられます。
足のだるさや、むくみなどの症状が慢性的におこるため、生活にも支障がでます

■改善策は?
静脈は重力に逆らい、血液を心臓に戻すので筋肉が弱くなると血流も弱くなります。
予防・改善策として、ふくらはぎの筋肉強化ポンピング運動がとても有効です

ふくらはぎの筋肉が収縮すると、筋肉の静脈内の血液が絞り出されて心臓に向かい、逆に筋肉が緩んだ(弛緩)ときは、弁が閉じ、心臓方向から逆流しないようになっています。
この動きは、「足首の運動」や「正しい歩きかた」で行うことができます。
歩くときに足の指を反らせたり曲げることによって、
ふくらはぎの筋肉が収縮しポンピング運動が同時にできます。

■注意点
上で歩くことを推奨しましたが、「ただ歩けば良い」ということではありません。
間違った歩き方でたくさん歩いても、得られる効果は少ないです。
また、むくみや静脈瘤がある方は靴のサイズが合っていない可能性があります。
サイズが合っていないということは、正しい歩き方ができていない→脚の筋肉が低下している、
血流が悪くなっている=むくみや静脈瘤の原因として上げられます。

正しい歩き方って何だろう?
自分の靴のサイズは合っているのか?
などなど、疑問に感じたこと聞きたいことがあればアルポへお越しください

皆さまのご来店をお待ちしております

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