親指の付け根あたりが痛い!種子骨障害(種子骨炎)って??

こんにちは
スタッフの棚橋です

皆さんは歩いたとき、親指の付け根あたりに痛みがでたことはありますか?
場所でいうとココ

この母指球の下あたりを、押したり歩いた際に痛みがでることはありますか?

その部分が痛くなる場合、「種子骨障害(種子骨炎)」になっている可能性があります。
※種子骨障害(種子骨炎)を発症すると、症状が軽いうちは長時間歩いた時やハイヒールを履いた時だけ痛みがでますが、重症になると常に痛むようになります

「種子骨」とは、母指球の下の付け根にある骨の事をいいます。

この種子骨は親指付け根の底面に2つあり、足指の力をより発揮させるための役割を持っている小さな骨です。

この種子骨の周りには筋肉や腱がが集まっており、ランニングなどで地面をけりだすと足底筋が緊張するため、引っ張られる力が種子骨に加わり、炎症を起こし痛みが現れたりします。
また、踏み込む動作によって地面からの衝撃が種子骨に繰り返し加わった時に痛みが発生する場合もあります。ひどい場合は種子骨の骨折や骨壊死が引き起こされることもあるそうです
なお、先天的に内側の種子骨が2つに分裂している(分裂種子骨)こともあり、これが痛みの原因となっているケースもあります。

この種子骨障害(種子骨炎)は、陸上競技やバスケットボールなど、走ったり踏み込む動作が多いスポーツをする人に見られます。
また、ハイヒールを履く機会が多い人や土踏まずがしっかりしすぎている甲高(ハイアーチ)の人も種子骨障害になりやすい傾向があり、足の親指の付け根の関節が突き出ているような症状(バニオン)がある人にも、種子骨障害がみられることが多いそうです。

種子骨障害の症状が出た場合、まずは足を休めること、痛みを引き起こす靴を履かないことなどが大切になっていきます
※症状の改善が見られない場合は、病院で診てもらうことをおすすめします

今はいている靴は足に合っていますか??
しっかりと足に合った靴を選び、アーチも整え、足から健康になりましょう!