靴は履くもの!持ち歩くものでは・・・
台風も過ぎ去りましたね。
すごい雨でした。
お客さんからよくでる要望ですが、
「膝が痛いから・・・この靴じゃ重たい・・もっともっと軽いのがいい!」
「よく歩くから、軽い靴じゃないとダメ!」
うちで扱っている靴は矯正靴のためソールからインソールまで何層も重ねて作り、革でしっかり作り込んであるために手にとってみたときに重みを強く感じられる方が多いようです。
軽い靴が悪いとは言いませんが、やはり歩い程度の重さのある靴をオススメします。
軽い靴を求める方の多くは、もともと足の指先をしっかり上げて歩かず、
つっかかりやすい方が多かったりします。
軽い靴に慣れてしまいすぎると、筋力低下し余計に状態を悪化させてしまう結果にもなります。
ある程度の靴の重みは振り子の原理で足を運びやすくします。
これは登山靴ががっしりと重みのある理由でもあります。
靴選びの際に、商品棚にある靴を手に取っただけで、
「あら、重い!!無理!」
と拒絶反応を起こしてしまう方がいらっしゃいますが、
靴はしっかり履いて歩いてみて、その重みを確認してください。
靴は持ったときにある程度重く、
履いた時にしっかりフィットして軽く感じる靴が良いのですから。
靴は手で持ち歩くものでなく、
履いて歩き回るものですからね。(‐^▽^‐)