靴のただしい履き方2
実は
1、靴べらを使わず、スムーズに足が入り、あとはつま先をとんとんとしている
2、靴べらを使って、靴を履きつま先とんとんする
3、一旦スリッパのように踵をつぶして履く
どれも良くないです。
・靴べらを使わずに靴が履けてしまう
→ 靴ひもが緩すぎる、靴の入り口が広がってしまう
結果:足首への負担増、足首の変形
・靴を履く度に靴紐をしめていない
→足が靴の中で遊んでしまう
結果:足裏への負担や指先の負担増
「靴ひもを毎度縛りなおすのが理想です」とアドバイスさしあげるとお客様からは
漏れなく、「面倒臭い」というご返答をいただきます。(笑)
日本は「畳文化」、つまりは「靴を脱ぎ履きする文化」なのです。
家屋に上がる際に靴を脱ぎ、出かける時には靴を履きと・・・脱ぎ履きが前提になってしまい、
靴も脱ぎ履きしやすいものがいい!という考えになっている方が多いのではないでしょうか。
結果として「歩きやすい」よりも「脱ぎ履きしやすい」を優先してしまってないでしょうか?
1
靴下のシワを伸ばし、靴の中に異物が入っていないか
確認してから足を入れます。
足を入れたら足裏全体をピッタリつけた状態で、
靴ひも又はマジックベルトを軽く締めます。
靴のかかとを踏んで変形させないように靴べらを使うとベターです。
2
『トントン』と2~3回かかとをつき、靴のかかと部と
ぴったり合わせます。
靴ひもがある場合は、さらに靴ひもを引っ張り
足首をしっかり固定させます。
3
かかとをぴったり合わせたら、前かがみになった
状態でつま先を曲げながら靴ひも又はマジックベルト
をしっかり締めます。
※足裏全面を下に付けてしまうと、
足が広がった状態になり、その状態で靴ひも縛っても緩くなってしまいます。
最後に足指を動かせるか確認し、動けばOK!
たかが靴の履き方ですが、
いい靴を履いていても履き方が間違うと足を痛めてしまう結果になります。
正しい靴の履き方は今日からできます!是非やってみてください。